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よくわかる信念論①「図で考える」

人間関係に根ざした「だから自分はこれをやるんだ」という信念論が、行動力の正体です。この信念論のパターンを覚えるほど、悩みや困難を乗り越えられるようになります。

信念論のパターンは日常生活で確かめることができます。マンガ、アニメ、ドラマ、映画、小説、ドキュメンタリー、インタビューなどを見た時に気になる人物がいたら、「この人に影響を与えたのは誰か?」と思い返してみてください。この時、下のような図解で想像すると整理しやすくなります。

たとえば、漫画『ワンピース』のルフィは、第1話で海賊になるために島を旅立ちます。この行動に影響を与えたのは、「赤髪海賊団の船長」であるシャンクスです。ルフィはシャンクスに命を助けられたことで、「自分もこんな男になりたい」という信念を持ちました。この信念論が形になったのが、島からの旅立ちであり、「麦わら海賊団の船長」という肩書きです。このプロセスを図解に当てはめると、次のようになります。

この図解を頭に思い浮かべたら、次に「人間関係の種類」を特定します。ルフィとシャンクスの場合なら、「恩人と恩を受けた人」という関係です。この「恩人と恩を受けた人」という関係は、職業選択に強く影響します。具体的には、「医者に命を救われて、自分も誰かを助けたいと考えて医者になる」といった例が、これに当てはまります。

漫画のキャラクターは信念論を覚えるための格好の材料ですが、実在の人物でも同じことができます。たとえばユニクロの創業者、柳井正社長は香港のアパレルブランド『ジョルダーノ』の創業者、ジミー・ライと出会って、自社商品を開発するようになりました。

柳井社長はジミー・ライと出会った時に、「見た目は大したことないオッサンが大したことをやってるな」「この人にできて、僕にできないはずがない」と考えました。この信念論が形になったのが、『フリース』『エアリズム』『ヒートテック』といった自社開発のヒット商品です。これを図に当てはめると、次のようになります。

柳井社長とジミー・ライの関係は「五十歩百歩」です。誰かの成功を見て、「あんなの大したことない」「あれくらい自分にもでできる」と考え、相手と同じことを始めるパターンはよくあります。芸人のビートたけしは、人気漫才コンビ『Wけんじ』がベンツに乗って帰るのを見て、「あれでベンツ乗れるんだ」と思って、芸人になりました。

こうしたパターンを覚えていくと、自分の行動に作用している信念論を自覚できるようになります。大切なのはこの「自覚」です。「やる気」「モチベーション」「原動力」「活力」と呼ばれるものは、自覚によって高まります。「あの時、あの人が、ああ言ったから。だから自分はこうするんだ」という感動が、行動や努力や忍耐や情熱の要なのです。

信念論の図解を紙に書く必要はありません。頭に思い浮かべて、二人の関係を特定するだけで大丈夫です。紙に書いておくと「後で見返せる」というメリットがありますが、まずは試しにやってみることが大切です。他人の言動を信念論で分析していると、次第に自分の信念にも気づけるようになります。

マンガを読みながらでも、テレビを見ながらでも、Youtubeの動画を見ながらでもできる。信念論はそんなお手軽で実践しやすい自己啓発です。また、当サイトでは有名人や有名キャラクターの信念論を多数紹介しています。ぜひ参考にしてみてください。

<よくわかる信念論一覧>
ようこそ信念論へ。方法論よりも大切なこと
よくわかる信念論①「図で考える」
よくわかる信念論②「影響を受けやすい人間関係一覧」
よくわかる信念論③「世のためと人のための違い」

信念論とは?

人間関係に根ざした「だから自分はこれをやるんだ」という信念論が、行動力の正体です。信念論を知ることで、悩みや困難を乗り越えられるようになります。詳しくは下記リンクをご覧ください。